iPhone15を買った

iPhone15を買った。買わざるを得なかった。

iPhone15が発表された時、俺はAppleイベントをリアタイで見ていた。Lightningをやめますと言うのに1時間以上かけるような連中にサステナビリティの説教をされたくないと思ったが、俺はiPhone以外の選択肢をほぼ考えていなかったので買うことにした。

iPhoneは高い高いと言われているが、Appleがやっている24ヶ月乗り換えの分割払いプランを利用すれば2/3の値段で購入できる。2年で8万と言われたら妥当な気がするので俺はこのプランで申し込むことにした。

結果から言えばこれには失敗した。このプランを利用するにはペイディが必要で、俺はペイディが提示する要件を満たす本人確認書類を持ち合わせていなかった。免許もなければマイナンバーカードもない。俺は俺なのに俺であることを証明できない。認証的アイデンティティクライシスに陥っている。

仕方がないのでマイナンバーカードの交付申請を行ったが、まあまあ時間がかかるらしいことがわかった。勘弁してくれ。

それでも、その時に使っていたスマホが生きている間はまだ良かった。画面にヒビが入った後も幾度となく地面に落とし続けた結果、画面の右下のほとんどが見えなくなってしまった。f:id:kantarow:20231019022937j:image

漫画も小説もツイートも読めないなら文鎮と変わらない。みんはやをやったら画面右端の選択肢が見えない。仕事で外部に送るメッセージの推敲もできない。不便極まりない。

週末には相模原から豊洲まで歩く地獄イベントに参加予定だ。26時間の道中をやり過ごすための必須アイテムがこれでは話にならない。可及的速やかに端末を調達する必要がある。

仕方がないので24ヶ月払いでiPhone15を購入した。24ヶ月乗り換えを利用することはできなかったが、行ってないジムを解約すれば収支はむしろプラスなのでよしとした。ジム解約のきっかけをありがとう。

配達は週末に間に合うか微妙なところだったので受け取りを選択した。銀座のストアがオフィスから歩いてすぐのところなのでそこを選択し、出社前に寄って回収することにした。

ストアには多種多様、と言っても大体同じような見た目をしていて大きいか小さいかの違いしかない板たちが並んでいた。こういうガジェットに心惹かれなくなってきていることを自覚しながら受け取りの窓口を探す。どうやら地下に受け取り部屋があるらしかった。

店内奥の階段を降りるとスタッフが出迎えた。事前にApple Walletに登録したQRコードを読み取り、唯一の身分証であるパスポートを提示する。スタッフがバックヤードに引っ込んで、しばらく経つとブツを持って出てきた。

この辺りのオペレーションは洗練されていてかなり受け取りやすかった。気楽で助かる。

その後オフィスで仕事をした後有楽町のビッカメでゴリラガラスを購入し帰宅。自宅で貼り付けを行った。

ゴリラガラスは以前も使っていたが、簡易的な貼り付けキットがあったのを記憶している。今回も同様のものを期待したが、期待を上回りかなりしっかりした貼り付けキットが出てきた。包装なのかキットなのか分からないプラスチック片に翻弄されながらようやく手順を把握すると、その間違えようのなさに感心した。ミスる余地がほとんどない。おかげで綺麗に貼ることができた。

さて、肝心の使用感だが、今のところよく分からない。iOS17がデフォで入っているので前の端末より便利に感じるが、単に俺がアプデをサボっていただけなのでこの端末特有のアドバンテージではない。画面が割れてないのが嬉しいがこれについては言うまでもない。

敢えて言うなら、iPhone14から搭載されたdynamic islandの体験が結構いいという点だろうか。ノッチ部分をオシャレに使うのがすごい。

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まあでも、俺はガジェオタじゃないので全然分からない。シンプルに身辺の品を新調しただけの話だ。あと俺はガジェオタが嫌いなのでこれを読んで絡んできたガジェオタは全員ブロックする。

以上です